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朝一番の仕事は、山椒の実をとることでした。我が家の庭では実生の山椒の木が何本かあります。実生なのにとげのある木やとげのない木が出来ます。これまで私たちはとげを避けてとげのない木の実をとっていました。この度その木の香りが一番よいことを知りました。津乃吉の吉田さんがこの木を狙う訳が分かりました。とげのない木が一番香りの良い木であったのはラッキーでした。
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ずいぶん沢山取ったつもりですが葉を取り除くとほんの少しになりました。今年最初のキャラブキになります。煮るたびに少しづつ味や香りが異なりところが手作りの楽しいところです。 |
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合宿した民宿から比叡山が望めました。中央のなだらかな山が東山連峰のなかで一番高い比叡山です。我が家のある西山からみる比叡山はとんがったように見えるのですが大原からみるとこんなになだらかに見えます。
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カメラの方向左にずらせて撮りました。左中央あたりに三千院があります。帰途、三千院の近くの漬物屋さんに立ち寄りしば漬けなどを買いました。大原の人たちは、各家庭で秋に一年分のしば漬けをつけ込むと聞きました。早く食べ始める樽から最後に食べる樽まで樽ごとに塩梅を変えるようです。
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先生を案内しようと思っている矢先に、妻の東京時代の恩師がひょっこりと、「ここだったのね」と話しながら訪ねてこられました。そこで一緒に庭を巡っていただきました。私にもこうして教え子の家を訪ねる時代がやってきてくれるのでしょうか。 |
フキとりをしているときにジュウヤクの葉の裏に蝶のさなぎを見つけました。金色に輝く部分がある初めてみたさなぎです。どのような蝶が孵化するのか興味津々です。
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