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畑も収納庫 02/12/09
わが家では収納に苦労しています。妻も私も忘れっぽいところがありますので、その穴埋め策です。私たち２人のためのトイレの前に備えている収納棚もその一つの苦労のあとです。私はトイレを使い終わった後で、時々その食器棚を転用した収納棚の前に立ち止まり、何を収納してあったのかを確認します。傷薬や飲み薬とか眼洗い器具。傘の修繕につかう部品や水道のパッキング。風呂の栓やその鎖。電気器具の部品や台風の時に雨戸を固定する器具、蝶番など。慌てた時に取り出しよいようにしています。暮れのある日に必ず取り出す水引もここに入っています。
仕事場には、これも食器棚を転用したもう一つの収納棚があります。そこには大工道具や左官の道具。鋸の目立ての道具。ガラスを切ったりガラスに絵柄を入れたりする道具。ハンダ着けの道具や焼き鏝、ペンキ塗りの一式などが収めてあります。食器棚を生かせば分類や収納も楽だし見分けやすいので助かります。
ある日、自転車で出かけようとして慌てたことがあります。ムシが痛んでいたために空気が抜けていたからです。その時も助かりました。この２つの収納棚のどこに自転車のムシや工具が入っているのかを熟知していますから、即座に修繕し、約束の時間に間に合わせるることができました。ムシや工具をとりに走りながら、時間を読み、近道を考えたりしました。もし、収納した所を忘れてしまい、探すのに時間を要していたら、修繕に要する時間が読めず慌てふためき、遅れていたはずです。
もちろん問題もあります。収納してあった部品や工具が見当たらない時です。かえって慌ててしまいます。思ったところにさえあれば５分で片づくと思っていたのに、５分７分と見つからない、どうしようと慌てます。その犯人はたいがいが妻です。妻は必要なものを取り出して手早く対処をするのは見事ですが、それで一件落着にしてしまいます。部品や工具を元の場所に返すのを忘れたり、切れた部品の補充を忘れたりする名人です。もちろん私も時々忘れますから、妻は自分だけが忘れるのではないとの信念を固めており、忘れ癖を未だに直していません。でも、年々再々注意をされていると忘れていたことを思い出すのが早くなるのか、「犯人は私です」と認めるのが早くなりました。だから、もうしばらくの辛抱かもしれません。３０年間のたゆまぬ努力の成果でしょう。
私たち２人が使うトイレとは妙な言い方をしましたが、それは容量５トンほどの庭にある有機肥料タンクにつながっているトイレのことです。農薬やホルモン剤などを紛れ込ませないようにしており、ファーストフード店に入ったりコンビニエンスストアーで買ったものを食べたりする人には遠慮してもらっています。だから陳さんや学生が来ても、事情を話せば使いません。私も海外旅行などをして得体のしれない食べ物などをとった時は２〜３日は使いません。これから冬にむかって果樹や休眠させる畑などに肥料として撒きますが、私は畑も収納庫だと思っていますから妙なものを溜め込ませたくないのです。
年末になると必ず使う水引と言いましたが、それは毎年暮れの３０日頃に開くことにしている恒例の「しめ縄」造りで使うのです。裏山でのウラジロとりから始まり、藁打ちや縄ない、庭のミカンとりなどをしながらしめ縄を作り上げます。その途中で、友人自慢の稲荷寿司を食べたり焼き芋を食べたりします。今年もその日が近づいてきました。自慢の収納庫は他にも幾つかあるのですが、それはまたいずれの機会に。
 アイトワの秋は終わりました。これはパーキング場の光景です。これらの木は表通りに沿って植えられており、パーキング場の反対側は公道です。その道行く人の多くは、毎年秋と新緑の春は、「モミジのトンネル」とつぶやきます。私たちは真っ白に化粧する雪景色や涼しげな木陰を用意する夏も気に入っています。だから、「愛永遠の径」と名付けています。庭つくりは、近隣をうるおすことが大切だと思います。
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 モミジの下にはえている山ツツジです。春には花をつけますが、秋にもこうして花をつけたようになります。春の花は淡い赤紫の一色ですが、秋は多彩です。さまざまな木が紅葉した葉を落として彩るわけです。わたしはこうした秋の彩りの方が好みです。まわりの皆に彩ってもらえるほうが艶やかに見えます。
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 わが家の収納庫の一つ。私たち夫婦のトイレの前にある外傷や内服用の薬はもとより、ポケットティシュや歯間ブラシなどこまごまとしたものも収納する棚です。こうした収納庫のおかげで、急いで買いに走る用を減らしたり速やかな応急処置が出来たりしますからコンビニエンスストアーや薬局はもとより、お医者さんのお世話にもなることも極端に少なく出来ています。
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 もちろん旅行用の小物をまとめて収納する一角もあります。これは、風呂の栓の鎖、傘の骨の修理用金物、自転車のムシ、押しピンなどを入れている一角です。その下に、水引の入った箱などがあります。 |
 もう一つの収納棚です。ペンキ屋さん、左官屋さん、大工さん、木工やさんなどの道具を収納しています。砥石やヤスリ、ハンダごて、焼き印なども収納しています。革に傷が付いたときの補修やタイルの補修をする為のものや各種の接着剤なども入っています。棚の右側に各種の鎌（かま）が掛けてあります。
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 これは各種のクギを入れてある棚です。ネジクギも入っています。五寸クギから３�个阿蕕い離�ギまで、様々な化粧クギなど正確に数を数えていませんが５０種類は入っていると思います。もちろんボルトとナットもここに入れています。
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