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予期せぬことが続く 05/03/23
先週末は、予定していた木陰のテラスを使えませんでした。小雨やアラレが間断なくパラついたからです。大垣の友人一家の予定も変わりました。夕刻から急逝した旧友の通夜に駆けつけたい、と朝になって知らせて来たのです。だから、予定を早めて、近隣を散策してもらうことにしていた時間帯を食事時間にあてました。問題は、その時間帯に来てもらって日曜から丹後に出かける下打ち合わせをすることにしていたことです。その知人との連絡が取れなかったのです。
野小屋ですき焼きを始めたところで知人は訪ねて来ました。私は時計が狂っていたことに気付かず、早めの到着とみて少し待ってもらうことにしました。小一時間ほど経過してから、妻が「時計は止まっていませんか」と指摘し、友人のお嬢さんが「お気の毒です」と待たしていた知人に同情したのです。後で分かったことですが、時計を台湾時間(1時間遅れ)のままにしていたから生じた問題でした。それが知人も「ご一緒に」ということに結びつき、座はいっそう賑わっただけでなく、冬であれば狭い野小屋でも6人の大人が鍋をつつけることも分かりました。
府がらみの案件で出かけた週初めの一泊旅行でも予期せぬことが生じました。丹後に近づくにつれて前夜からの雪が大雪になったのです。その雪をついて山に出かけたものですから私には苦行でした。足を引き上げる力が弱っているのか40cmも積もった雪を足の甲で蹴りながら進むかたちになったのです。崖伝いの細い山道も不安でした。それが山で見たマンサクの花に余計に感動させたり昨年の台風の爪あとを余計に痛々しく感じさせたりしたようです。夜は久しぶりで合宿タイプの宿泊でしたが、6ヶ月ぶりで酒に手を出させた人には申し訳なく思っています。
この歳になると、肉体的な疲れは2〜3日後に出るのでしょうか。翌日は舞鶴まわりで温泉につかったり古代遺跡の施設に立ち寄ったりしながら元気に帰りました。翌火曜日もなんともなく畑仕事に励んでいます。ところが、水曜日あたりから予期せぬことが生じました。背中がきしむのです。背筋力が低下したようで、硬い板の上で長時間寝たかのように背中がバンバンに張ったのです。でもその後は、週末まで体をいたわるような日程でしたから助かりました。水曜日はアイトワ塾生とその知人を迎えた歓談と、市関連の案件で委員会に出かけただけですし、木曜日は雨でしたからデスクワークに励んだり丹後で知り合った若者を迎えたりするだけで済みました。金曜の午後から土曜にかけては、久しぶりで大垣へ一泊どまりで出かけています。
大垣での最初の仕事は予期せぬほどうまく運びました。これはと白羽の矢を立てた人に、これまで私が務めてきた環境関連の活動の後釜をお願いし、了解してもらうことでした。だから夜は、来春ハードな海外旅行に出かける約束をしている友と気分よく会ったのですが、予期せぬことが生じました。その友が、近々手術をする予定だと言い出したのです。でも早期発見ですし、年上の私に、ハードな旅に備えて十分体を鍛えておくように、と注意を促していましたから軽症でしょう。翌日の午前中は、園児が行う緑化活動に立ち会ったり2箇所の地域住民と子どもがホタルの幼虫を放流するのを見て回ったり新たに整備された自噴水を見学したりして過し、午後は環境関連の活動仲間とランチョンミーチングをしたあとで年に一度の全体会議に臨みました。
この一週間に、ハッピーも予期せぬ動きをしました。小屋の一方の屋根だけがが風雨や日焼けで傷み始めましたから向きを逆さま(出入口を西向き)にしたのですが、寒い夜が続いたのに小屋に入らず、石畳の上で寝続けたのです。妻が、出入口を南向き(半分方角を戻すかたち)にしましたが、小屋を覗き込むだけで一昼夜入りませんでした。私はもう少し様子を見たかったのですが、妻が元の東向きに戻すと、すぐに飛び込んでいました。不思議です。
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大垣の友人が作って持ってきてくれた家具です。家族で流木を拾ってきて作ったのだそうです。テラスの置いておいたら、お客さんが次々と座ってみてくださるそうですから、しばらくの間はそのままにしておこうと考えています。
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洪水を伴った台風の爪あとが痛々しい丹後の山中です。この台風の直後に新潟で地震が生じたものですからマスコミの目がそちらに向かい、忘れられたようなカッコウです。特に洪水で流された水田など、一時の助成で復旧できる農地が放棄されそうですから残念です。きっと近い将来、食糧難に直面し、反省を迫られることでしょう。
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野生のマンサクの花です。もう春だと思って咲いたのでしょうが、予想外の雪に埋もれていました。足元にばかり気を取られていた私の目には留まらなかったのですが、この小旅行に同道してもらった同好の士が見つけました。この小さな花をつけた一枝が、妻への大きなお土産になりました。
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帰路、丹後の古代資料館にも立ち寄りました。かつてはこちらが表日本であったわけですが、先住民であった旧日本人(縄文人、アイヌなど)と新日本人(弥生人)との鬩ぎ会いや交じり合いなどを想像しながら見学しました。
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テラスで「散椿」が咲いていました。この思い出深く、かつ由緒正しい椿は、咲き終わったところで地に下ろす予定です。この写真をクリックしていただければ、この一枝がわが家の庭にある経緯にふれていただけます。丹後の山に樹齢数百年の黒椿があるそうですが、いずれ案内してもらいます。
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大阪の友人にプレゼントするイロハモミジの苗木です。根回しをして、取りに来てもらえる日を待ち受けている状態です。友人が屋上ガーデンをつくることになりましたから、やがてそこで元気に芽吹いてくれることでしょう。
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大垣で試みられることになった壁面緑化です。市の施設の壁面はナツツタで、その下の水路ののり面はヘデラや5月頃から紫色の花をつけるというビンカマジョールで覆い、その間をローズマリーやアベリアに繋がせる、と案内してもらった市職員は目を輝かせていました。2〜3年後が楽しみです。土曜日の午前中は、こうした環境関連の活動を見て回りました。
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