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偶然が重なった 05/09/18
小泉さん圧勝で明けた週です。私にも愉しいことが重なった週でした。久しぶりの知人に訪ねてもらえたり、夫婦付き合いをしているご夫妻と外で晩餐を楽しmえたり、頼もしい教員やありがたい女性を迎えたり、嬉しい手紙や献本とかレポートを届けてもらえたりしただけでなく、ヤマボウシの実に関して認識を新たにさせられることまであったのです。
久しぶりの知人は、一人は「もう30年以上(前)でっせ。奥さんとまだ結婚しはる(直)前でっせ」と、最後に出会った頃を思い出させました。イタリア人の客を京都案内する途上でした。もう一人は、わが家の生活を1998年からに99年にかけて一年がかりでテレビ番組にしてもらった演出家でした。外食したご夫妻は、人形が縁でまず妻がご主人と知り合い、その縁でご主人が主催するサークルで私がスピーチをさせてもらったり奥さんが妻の生徒になったりしたつながりです。
頼もしい教員とは、過日地球デザインスクールでスピーチを聴いてもらった人ですが、これまでのデザインを否定する私の主張を聴いた上で、また別のゼミ生を関東から引率してもらえたデザイン学の教員であったからです。ありがたい女性とは、岐阜県からの来訪でしたが、循環型家庭菜園の実践者でした。ゼミ生たちと一緒に庭めぐりをしてもらいましたが、それが学生に幸せをもたらしました。その若い女性は店頭にあったクッキーをすべて買い求めて学生に与え、お茶は教師におごってもらっていたからです。その女性と教員は話に花を咲かせ、男子学生の中にいた2人の人形大好きは妻の人形の撮影に熱中し、他の学生を随分待たせていたようです。
便りとかレポートなどはすべて過日の日本環境教育学会に関わっていました。便りは先週アイトワを訪ねてもらった女性からで、膝を打ちたくなるほど端的に日独国民の気質の違いを表す一文も添えられていました。私がガーデニング雑誌に寄稿していた昔から気にとめてもらっていただけでなく、日本環境教育学界でのスピーチにも駆けつけてもらっていました。献本は同学会で知りあった教員が寄稿した一文が載った雑誌と、同学会が縁で九州に呼んでもらった人の著作でした。レポートは同学会を主催した京都教育大学の教員から届いたもので、環境学コースの学生が記していました。学生はいろんなところを訪ねる一環としてアイトワにも立ち寄ったようですが、全員がアイトワに触れており、そのくだりには以下のような言葉がありました。
「森さんは、将来教育に携わるであろう私たちに、とても熱心に話してくださった」。エコライフガーデンに手をつけたのは「ちょうど私たちと同じ19歳の頃ということで、私たちに無限の可能性を語ってくださった」「アイトワの訪問を通して、私は確実に考え方が変わったと思う」。「森さんは、自分で地球の危機を感じ、自分であれこれ工夫して生活している」と感じた。「アイトワから本当に豊かな生活とは、一ヶ月にいくら稼げるとか旅行に年に何回行くかといったような、現代文明に踊らされることによって得られる物質的な豊かさではなくて、人生の中でさまざまな有意義な体験を取り入れることや、日常生活に工夫を凝らす生き方を指すのだと学びました」。「万人が真似できる生活様式とは思えなかったので、あの見解には手放しで賛同できなかった。しかし」「現在の生活を確立するということは想像以上に困難だったに違いない」
恵みの雨が週の中ほどでありましたが、大地はまだ十分な水を得ていないようです。泉があふれるまでにはいたっていませんが、その雨を境に残暑は終わり、秋を思わせるようになりました。すでに盛夏と違って日が落ちるのが2時間も早くなっており、庭仕事は6時に終えるようになっています。今週の主な庭仕事は、風除室の北側から始まり、仕事場の角を経て風呂場の西側につながる土手の草刈でした。その土手にはゼンマイとワラビだけでなく太い笹も生えています。
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妻が、友からもらったヤマボウシの実です。わが家のヤマボウシの実とちがってとても大きい。わが家のハナミズキのような花を咲かせた木がつけた実と遜色ない大きさです。来年はハナミズキやヤマボウシの花が咲く時期に観察し直します。もちろん、楽しみが一つ増えました。ヤマボウシとハナミズキの関係に詳しい人との出会いです。
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愉しかった便りです。返信をしたためるためもあって読み返しもした便りです。私の意見に注目してもらえているなんて、なんだか身が引き締まる思いです。こうした便りを張り合いにしていつもエコライフガーデンの整備に励んでいます。
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訪問記を載せてもらった雑誌です。商社時代に新企画を開発するソフトウェアー子会社を立ち上げたことも紹介し、その子会社の責任者になったと記されていましたが。それは間違いです。企画開発部門の責任者であったにすぎません。記事にご興味がおありの方は写真をクリックしてください。
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九州から届いた著作と、大学の機関誌などです。過日案内してもらった施設のパンフレットも同封してもらっていましたが、次の機関紙に載せるから講演内容を文章にして送るように、との依頼もありました。実は原稿なしで語りましたから、急いで作らなくっちゃ。
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二つの大学から届いた学生のレポートです。私は、世界で今くりひろげられている経済戦争でも、植民地を求めた太平洋戦争でババを引いたように、日本はババを引きそうな気がして心配です。太平洋戦争では大勢の清純な若者が特攻隊員として心身とも消滅させましたが、経済戦争ではどうするのでしょうか。
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手入れをした土手の一部です。ゼンマイを残し、笹などは刈り取りました。狭い一角ですが、イモリも棲むビオトープになっています。その水路の部分では、セリやアヤメとかクワイやクロバナヒキモドシ(?)は残して、他のミゾソバなどは抜き去りミョウガは刈り取りました。
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晩餐に持参した写真の中の1枚です。コーヒー発祥の地・エチオピアで撮影した山羊の皮に描かれた絵物語です。この1枚でも話に花を咲かせました。コーヒー豆をたべた山羊が元気ハツラツとなるのを見た男が、苦労の末、今日の喫し方にたどりつくまでの過程を物語っています。
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