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講師を引き受けました 05/10/16
晴れた日がつづく良い1週間でした。まず週末からの続きの森の囲炉裏場一帯の掃除から手をつけました。日曜日は妻が同窓会で東京へ日帰りで出かけましたからオヤツの時間も座らずじまいでした。囲炉裏場の掃除で出た薪を風呂焚き場に運びました。月曜日は朝一番に、妻と一緒にマンホールの掃除もしました。その後。畑仕事や温室の模様替えなどに没頭しています。
囲炉裏場一帯の掃除は、以前に切り取った枯れたミカンの木や大掛かりな剪定をしたキンカンの枝などを、チエーンソーまで持ち出して薪にすることから手をつけ、できた薪を風呂焚き場に運んだわけです。以前に竹もたくさん切り倒しています。その病気のかかった枝葉はすぐに切り取って燃やしましたが、竹は残していました。それを垣根のように積み替えることで風情のある一角(?)にしたのです。いつ野外パーティーを開きたくなっても大丈夫なようにしたわけです。
畑仕事は、モロヘイヤを抜き取って壬生菜の苗を植えられるように仕立て直したり、ユリネを掘り出して跡にホウレンソウの種をまいたり、ネギの畝に手を入れたり、カウピーが熟れ始めましたから茶色くなった分から収穫したりしたわけです。ネギの手入れは、草抜きをした上で根元に土を被せる作業でした。抜いたモロヘイヤは、私が葉をちぎりとると、妻はサッと湯がいて保存していました。妻が季節外れに植えたマクワクワを初収穫し、オイスターソース味で炒めてもらいました。今年は10日にゴーヤの食べ収めをしています。これから冬野菜の間引き菜を味わう季節です。水菜や白菜の間引き菜は煮物に、大根は一夜漬けにしてもらっています。
温室の模様替えは、鉢植え植物などの手入れをするテーブルの位置を変えて、作業手順をよくするようにしたのですが、見掛けもよくなりました。この時期に毎年マンホールの掃除をしています。秋の観光シーズンに入る前に、排水溝に忍び込んだ木の根を切り取ってトイレが詰まらないようにするためです。何年か前に詰まらせたことがあり、あわてて妻は業者に掃除をしてもらったようですが、そのときに考えることがあったようで、以後は自分で掃除をしています。後日そのわけを知り、私も手伝うようになったのです。いつかその経緯に触れます。
週の中ほどで、2つの打ち合わせに慎重を期して望んでいます。かねてから地球デザインスクールと朝日カルチャーセンターから講師の依頼を受けていましたが、その細目の打ち合わせです。前者は11月19日を第1回として丹後で、後者は1月6日を第1回として大阪で、共に三回試験的に実施させてもらいます。その後のことは、その様子を見て慎重に決めることにしていたのです。
つくづく慎重を期すことにしてよかったと思っています。先週30年前の黄色くなった新聞記事を持参した来客がありましたが、もし私が当時の意志を変えていたらどうだったか。意志は貫いていたが不幸せになっていたらどうだったか。その人は、今の私たちの生活を見て、拙著を買って帰られましたが、第2第3のこうした人と巡り合えるレクチャーにしたいのですが、それは甘い話ではありません。未来は今日の延長線上にはなさそうですが、それは幸せな未来を手に入れようとすると意識の転換を迫まっています。日本人には不得手なことだし一番嫌いなことではないでしょうか。だから、3回のトライアルをしたうえで後のことは決めたいのです。
今週はアイトワ塾もありましたし、大学での講義も始まりました。また、マクワクワに関する情報や読みたかった自費出版本を秋田から届けてもらったりしています。大学での講義はあえて1限目を選びました。9時ジャストから始まりますから私も大変ですが、学生も大変でしょう。でも未来は、それを苦にしない人が幸せ行きの切符を手に入れられる時代だと思います。だから、私はそうした人と出会いやすい1限目を選ばせてもらったのです。
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菜園で初収穫のマクワクワが、友からもらったドイツのソーセージと組み合わされました。マクアクルアがなまったマクワクワの正式名はヴォーブ・リヤムとか。マクアはタイ語では茄子(ナス)をさすようです。産地はタイ北部で、カリエン瓜(カレン族の瓜)とかメオ瓜(ミャオ族の瓜)などとも呼ばれ、少数山岳民族が育てている野菜のようです。わが家の定番野菜の一つにしたく思います。
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毎年この季節になると現れる蝶です。このアサギマダラはフジバカマの蜜が大好物なのでしょうか、私たちが側を通っても飛び去らず、通い始めて一週間が経過しますが毎日のように姿を見せています。
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ユリネを掘り出しました。40球植えつけましたが、12球しか取れませんでした。残りはイノシシのお腹に収まったわけです。まず卵とじに生かしてもらい、あとはお正月に茶碗蒸しなどに多用してもらうために保存しました。
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温室の模様替えをした部分です。左の写真に写っている大きな花はパイプカズラです。同じ形のプラスチックの容器には、灰、油粕などの肥料が入っています。右の写真では、スチール収納庫の壁面に小道具をぶら下げられるようにしています。
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これまで灰を入れていたバターの箱を処分しました。1946(昭和21)年に、父の知人が父の病気見舞いにといって持参してくださったものです。そのときに入っていたバターの味を今も覚えています。大げさですが、生きてゆく元気まで与えられたような気持ちにされたお土産でした。だからこれまで空箱を捨てる気になれなかったのです。
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シホウチクの筍が出る季節です。余り知られていない筍のようですが、なかなかの代物です。細い竹ですから、筍も小さく、この時期にわが家に来た人にしか味わってもらえるていどしか取れません。
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余分の竹の積み方を工夫して野積みしていた堆肥を囲い込み、囲炉裏場周辺の美的価値を少し高めました。囲い込んだ堆肥は、余った間伐材を積み上げ、落ち葉を被せてあります。カブトムシの幼虫は腐葉土の中で育ちますが、クワガタムシの幼虫は腐食しかけた木で育つようです。
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