アイトワを訪ねた学生の印象記
 
去る9月12日に関東から引率され、アイトワを訪ねた学生の印象記です。「アイトワを訪れ得たもの」との見出しをつけた学生は「次回は、親と共に訪れたいと思う」と結んでいました。アイトワを訪ねたことで、親が諭していたことを実感できたのか、親をアイトワに連れてくれば自分の夢を理解してもらえそうに思ったのか、それとも…。いずれにせよ、親との共感を求めているように思われてなりません。「循環型の庭。意味のない美しさではなく、自分の生活を、大きく言ってしまえば地球自体を美しくするための庭の機能性を実感した」「近代文明の利便性を全て否定するのではなく、それさえも利用してできるだけ便利に、できるだけ有効に近代科学を使用しているのが素晴らしい」と見た学生もいた。「どうして人は先回りができないのでしょう」と嘆き、「現在の私は未来を見据えた行動を起こすときなのでしょう」と振り返り、せめて「生涯の中で、何本かの木を植えようと思いました」と語る学生や、「話を聞くのと聞かないのでは大きな差があり、私のこれからの人生に差が出るので良かった」と結ぶ人や、「『自分も負けておれない』とやる気が沸いてきました」と記した学生もいました。「アイトワを見学して」と題した女子学生は「一人一人がいったい何をしていけばいいのか悩み、悩んだ挙句に考えるのをやめてしまう」「いつか地球がたえられなくなった時にきっと人間は恐竜たちのように滅びるのだろうと思っていた。きっとその方が良いとも考えていた」ともらしていました。