クラインガルテン
 クラインガルテン。ドイツ語の「小さな庭」を意味しています。主として、高層集合住宅に住む家族の救済策として、週末に出かけて土に親しめるようにする政策のもとに、都市近郊に設けられた貸し農園のことです。工業化に伴う都市化の弊害、精神衛生上の弊害も予測して設けられたようで、北欧にまで広がっています。ソ連邦時代の共産圏にもダーチャ(別荘)と呼ぶ同様の貸し農地がありました。