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交流を楽しむ 06/05/21
週の前半は嬉しいことが重なりました。東京の友の1人に「取材で来た」といって立ち寄ってもらったり、未花ちゃん夫妻に岐阜から3歳になった息子をつれて訪ねもらったりしました。秋田から豊かな山菜を、静岡からは新茶を届けてもらいました。ホームページに嬉しい書き込みがありましたし、久しぶりで妻と展覧会に出かけもしました。わくわくする便りも多々ありました。
立ち寄ってもらった友は、拙著『次の生き方』で少し触れた京都の友を取材するため、とのことでした。未花ちゃん一家の来訪と山菜の到着が逆になっていたら、外食をしていなかったかもしれません。ホームページの書き込みは、亡きピアニストに関する思い出でした。新茶を送ってもらった知人は、イノシシネットを張ってもらった会社の社長ですが、つい先日門扉脇の柵を鉄に代え、鉄柵とイノシシネットをつなぎながら「あの人は」と思い出した人でした。出かけた展覧会は京都国立博物館の「大絵巻展」と京都駅の美術館での「北京故宮博物館展」です。
畑の作物は端境期に入っており、カキチシャが残っている程度ですし、エンドウマメはまだ実っていません。山菜はシーズン末期で、旬はウコギとフキだけで、他はすべて長けました。だから未花ちゃん一家と外食に出たのですが、他にも狙いがありました。未花ちゃんのご主人は調理人ですから、案内したレストランにどうして私たち夫婦が惹きつけられるのか、味や価格やサービスなどの他にどのような魅力があるのか、教えてもらいたかったのです。時々ですが、なぜか私たち夫婦が長年にわたって、例外的に使ってきた外食先で、フランス料理です。未花ちゃんの息子には山菜料理よりフランス料理の方が食べやすかったことでしょう。
未花ちゃんたちと分かれて帰宅してみると、ポストに宅急便の不在連絡票が入っていました。私たちが出かけた直後に放り込まれたもので、秋田からの贈り物の案内でした。翌朝に再配達してもらい、荷を解きながら、どうしてこんなに立派な山菜が秋田では採れるのだろうかと語らっています。その日の昼食から、野菜不足の折、三度の食事に生かして楽しんでいます。
嬉しい便りとは、待ち焦がれていた2組の家族から「近くだ訪ねたい」との知らせです。その1組は、2ヶ月ほど前に恵那に訪ねた一家です。その折にもらったシロモジの苗木は元気に育っています。もう1組は、わが家がハナオクラを育てるようになった種をもらった人です。嬉しいことに、週の半ばに別の東京の友から「母を連れて訪ねたい」との知らせもありました。その手紙に、先月吉野を一緒に訪ねた折の写真がたくさん入っていました。
畑仕事は雨の合間の晴れ間を生かして精を出す程度で終わりました。ゴーヤの畝とオクラの畝を用意し、ポットで育てた苗を下ろしました。ハナオクラは庭のあちこちに種をばら撒きました。いつも畝に直播きするツルムラサキとエゴマの種をポットにまきました。雨が多くて畝の用意が出来ていないのです。梅雨のような雨ですが、さほど苦にしていません。大地にしみこみやすい降り方ですから、この夏は水不足に悩まされることが少なそう、と思うからです。
スイレンなど次の花のシーズンに入りました。西洋シャクナゲは母の7回忌が近づいたことを知らせるかのようです。玉神木は甘い香りを一帯にたなびかせています。沐浴財の収穫が始まりました。ヨモギとドクダミが最初です。ミントの一種が弱っていると妻が心配して移植しました。嫌地でしょう。小鳥が奇妙なころに奇妙な巣をつくり、心配しています。
明土曜日から日曜日にかけて外出です。大垣市環境市民会議の総会があり、スピーチをします。会長代行をお願いしていた人に無事バトンタッチできることになり、夜は引継ぎの一席を設けてもらっています。翌日曜日は朝の4時半からバスで下呂に向かい、全国植樹祭に参加します。
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母屋の居間の縁先で咲いた西洋シャクナゲです。シャクナゲが好きだった母のために植えたのですが、命日が近づくと咲き始めます。亡き母の喜んでいた顔を思い出します。鉢植えのシャクナゲを、数年前から母屋の玄関前で育てています。アイトワ塾生の一人からもらった鉢植えです。
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秋田から届いた山菜です。アイコ、タラノメ、コゴミ、ウド、ワラビはわが家の庭でも採れますが、太さなど育ち具合がまったく違います。ヨブスマソウ(ホンナ)、ネマガリタケ、コシアブラ、ギシギシはわが家にはありません。ギボウシは庭にもあるのですが、収穫したことがありません。ワサビも少し入っていましたが、食べずに庭に下ろしました。
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大絵巻展は平日なのに行列が出来ており、20分ほど並んで入りました。にもかかわらず20分ほどで出てしまいました。とても混んでおり、絵巻を見る環境ではないと思ったからです。お目当ての伴大納言絵巻がなかったせいもあります。多くの人は1時間以上も並んで入り、3時間ほどかかる人の流れに乗って見学するのだそうです。
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玉神木が咲き始めました。畑仕事をしていると、なんともいえない甘い香りがたなびいてきます。最寄に住むアイトワ塾生がくれた苗から育てているのですが、大きくなるのが待ち遠しい限りです。あと10年もすれば、前の道を行く人にも甘い香りを楽しんでもらえることでしょう。
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心配なところに小鳥が巣を張りました。コケを使って造った巣です。出窓の敷居に張ったのも初めてなら、コケで作ったこんな巣を見たのは初めてです。これからどうなることやら。
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クモの子を散らす、とはよく言ったものです。椿の葉に、妻が見つけたくもの巣です。このあと、クモの子を散らす状態になりました。無数のクモは、それぞれ個性を持っているのでしょうが、どれだけ生き残れるのでしょうか。
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昨年から作り始めたズッキーニが順調に育っています。1つの畝に数本の苗を植えていますが、いずれは2本にします。どの2本になるかは今のところ未定です。虫や病気にやられたり成長が遅れたりしたのを間引きます。
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