炎を抑制するために草を刈った
|
|
焚き火は囲炉裏場でしますが、囲炉裏場はクヌギ林の中にありますから炎をあまり大きくできません。この時期のクヌギの葉は若葉ですから特に弱く、焦がしかねません。だから、しっかりした熾を作ったあとは、燃えやすい枝や葉を乗せた上には必ず刈りたての草を厚く被せ、一石三鳥を狙うのです。この時期の刈草はアザミやヒメジオンをはじめ、いずれもがあまり広がって欲しくない種を結んでいます。つまり、水分を多く含んだ刈り草で炎を抑制しながら種も燃してしまうわけです。その過程で煙がモクモクと出ますが、その煙が蚊やブヨが近づかないようにしてくれますから一石三鳥です。 |
|
|
|