またガッカリ
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中国に言われて(靖国参拝を)止めるわけには行かないという同じ舌で、ブッシュに言われて海外派兵を命じた小泉さんが渡米しましたが、ついにブッシュは小泉さんの靖国参拝について非難もしなければ詫びもしなかった。 それはアメリカが主になって裁いた判決に反する行動ですから、非難するかさもなければ詫びなければいけないはずです。主としてアメリカに対する戦争を命じた人と命じられた人をいっしょに祭った施設ですから、参拝を非難しないなら、命じた人を罰したことを詫びてもらいたい。 非難すると、イラクへの派兵を躊躇させかけない、派兵していた自衛隊を、その根拠がなくなったときに引きあげられかねない。それではアメリカの孤立化を進めかねない。あるいは、米軍の移転費用を肩代わりさせる約束を置き土産にさせにくくなる。切りたい時はいつでも切れる立場だから、と思ってブッシュは非難せずじまいにしたのではないでしょうか。 次にアメリカ国民が選ぶ大統領は、真の同盟を考える人であれば、非難か侘びかをはっきりすることでしょう。それは日本を孤立化させる動きに結び付けないでしょうか。 さて、まだ小泉さんは日銀総裁が居座ることを容認する姿勢を変えていません。だが、総裁がやっていたことを、このたびの事件を契機に、今後はやってはいけないとする内規(国際的に通じる内規)に変える動きがあるようです。それでも自発的に辞めないとなれば、内規が不備なことをいいことに「バレもと」の考え方の下にやっていたと思われてもしかたがないでしょう。 小泉さんも、同様のケース(で、菅さんは懺悔しましたが)のときに「法律に反していません」の一点張りで居座り続けたように記憶しています。会社もイロイロと煙に巻いた話しもありました。これからそのレトリックの弊害が次々とあらわになることでしょう。 |
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