「心 小泉首相との違い浮き彫りに」

 

 確かに私も、個人の心に土足で踏み込まれるようなことは望みませんし、内政干渉もされたくありません。しかし、靖国問題は、少なくとも総理大臣の参拝は、個人の心の問題でも、内政干渉でもないと思うのです。

 大日本帝国は中国に軍靴で踏み込み、2000万人からの人を殺戮したといわれますが、中国は「大日本帝国の国民も被害者。悪かったのは指導部」ということで、日本に対する戦争賠償請求権を放棄し、これに対して日本は感謝したと聞いています。

 この中国が見る被害者と加害者を合祀した神社に総理がお参りするなら、中国に対する戦争賠償をキチンと済ますだけの国力が日本には出来たわけですから、さっさと済まし、大日本帝国の正当性を主張し、国際的に認めさせ、その主張の一環として堂々と参拝して欲しい。

 8月3日の朝日新聞に、従軍体験者の意見もありました。