束河村

 

 今もまだ開発が続いており、大理古城と同様に賑わい始めていました。雲南の南にある西双版納(シーサンパンナ)は、10年ほど前は今の大理古城のように栄えていたそうですが、今や寂れているようです。それは、明日の大理古城を、明後日の束河村と見てよいでしょう。

 そうした観光地にではなく、これから増えることがあっても減ることがない工業社会に疑問や不安を抱く人たちを対象にし、啓蒙の施設にするほうが意義深いはずです。そのためには、まず工業社会に疑問を持つことだと思います。