新しく手に入れた備中鍬

 

 新しい備中鍬(右端)。海詩たち一行と「天神さん」を訪ねた記念に買いました。その日の市にはこの1本しかなかったのですが、なんと大きくて重いこと。

 他の3本は母から引き継いだものですが、鍛冶屋は母用に軽くしたのかもしれません。左から2本目も、幾年か前に鍛冶屋に刃を足してもらって左右の鍬と同じ長さにしたのですが、使っているうちまた減りました。

 これからは新しい1本を主に用いて体を鍛え直し、軽い鍬はさらに歳をとったときのために残しておこうと考えています。

 これまでは刃の数とかその幅や厚さ、手の長さ、手と刃の角度など、土地柄による異なりなどに興味を持っていたのですが、同じ三椏の鍬なのに、こうも重さや大きさが異なっていたことを知り、鍬に対する新たな興味が加わりました。