私が市民検診に出かけたこと

 

 欧州で栄えある受賞をした留学生の父親は、アイトワ塾を休塾中の友ですが、医者にかからない主義の人です。不調を感じるとマラソンをして、どこがいかに傷んでいるのかを自分で考え、自分で治してきた人です。その友が、私が市民検診にわざわざ時間を割いて出かけたことを知り、驚いていました。

 もちろん私も、マムシに咬まれたとき(制止する私を振り切って妻が救急車を呼び)も、アパレルに勤めていた時の奇病でも妻に付き添われて入院するとか、受験勉強中に利き手の指(右手の人さし指と中指の2本)を失いかけた時などは医者の手にかかっており、感謝しています。しかし、風邪で熱が出たとか少々の切り傷などで医者に行くことはありません。

 でもこの度は市民検診に出かけてよかったと思っています。来年の今頃ももう一度出かけようと考えています。この2回のデーターから、何を自覚すべきかを学び、自己判断領域をさらに大きくしたいと考えています。要は病気にならないようにしたいのです。それを怠り、医者を頼りにする人生は嫌なのです。だから逆に、不可抗力などの折に助けたもらえた、あるいは助けてもらえる医者にはとても感謝しています。