ヤムイモ

 

  掘り出してみたらやはりヤムイモでした@。この秋の収穫で一番嬉しい作物です。まさか畑で生き残っているとは思ってもいなかったのです。かつて種イモを2度にわたってもらい、大きなイモを収穫しながら、2度とも種イモの保存に失敗し、再々のお願いをあきらめていたのです。昨年は収穫が遅れ、掘り出したイモはすぐに傷んでしまい、ほとんど食べずじまいでした。ところがこの春、その畝から見覚えのある蔓が芽を出したのです。掘り出し忘れの小さなイモが畑に残っていたのでしょう。

 深植えになっていましたから、瑕をつけまいと苦労して掘り出したAのに、妻に「こんなに小さいのですか」と言われてしまいました。しかし、これを種モノに生かして来春から育て直そうと思います。畝跡を深耕し、腐葉土や灰をたっぷりと鋤き込みましたB。その過程で底から昔の土壌が出てきました。元の赤土Cです。母が開墾していた頃の土の色でした。今は堆肥をたくさん鋤き込み肥えた黒土のようになっています。

ヤムイモでした@

 

苦労して掘り出したA

 

腐葉土や灰をたっぷりと鋤き込みましたB

 

元の赤土C