樹液を採取した跡が刺青のよう@

 

 漆の木が適当な太さになれば樹液を採取するそうですが、このように同時に幾箇所にも傷をつけ、採取し終わったら1年で切り捨てるようです。7月中旬から8月末までに取れる樹液が一番良いとか。各箇所の下部の3本ほどの短い瑕Aは、樹液を出させるクセを付けるための傷だそうです。落葉した後でしたから木肌に触ってみました。

 夜久野は京都府下では唯一現存している漆の産地とか。1300年以上の歴史がある。この伝統文化を守るためにさまざまな職業の人が肩入れをしているとか。わが家の庭にも1本漆が欲しいな、と思っています。ヌルデは自然生えでたくさんありますし、ハゼも幾本かあります。ヤマウルシとハゼが別物とすれば、このたび加わることになりました。

 樹齢40年とかの漆の木B。漆がこんなに太くなるとは思ってもいませんでした。わが家の一帯でウルシと呼ばれて恐れられている木はヌルデです。樹液を採取している様子C。樹液の色D

樹液を採取した跡が刺青のよう@

 

各箇所の下部の3本ほどの短い瑕A

 

樹齢40年とかの漆の木B

 

樹液を採取している様子C
樹液の色D