50年も100年も先のことを考えて
5歳のときに都会から緑豊かな京都の郊外にある古い家屋に移り住み、柱の瑕や巨木と触れ合うようになって、人生観を変えています。過去や未来に夢を馳せるようになったのです。10歳年上の姉が、「この木は、私たち人間を100年も前から見ているのよ」と語った言葉も忘れられません。 『庭宇宙』「樹木十年樹人百年」「元豊通寶と百年の夢」