少数民族の成り立ち
雲南省に住む少数民族の多くは、元は北方に住んでいた羌(チャン)族という遊牧民族であったとか。その後に、モンゴル族などが攻め入り、居残る人が現れたようです。少数民族の多くの祖である羌(チャン)族は、山々が94%を占める地域に流れ込み、散在して存在する平地などに分かれて住み着き、特殊化したようです。 それぞれ住み着いたところの特色、たとえば気候、気温、植生、土壌、地形、雨量、水源などに適応しながら繁栄をねがっているうちに、独特の文化を生み出すところとなり、それぞれ個性的に分化していったのであろう、とききました。