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外食が続いた  07/10/14

 週の半ばから急に朝夕は冷え込むようになり、庭仕事は冬パターンに切り替えました。ゴーヤの異常(自然に落ちた種が次々と発芽しましたが、発芽を促す春を感じたのでしょう。来春発芽する種が土中に残っているのでしょうか)に驚きましたが、この気温の急変にも驚かされます。

 今週は、金曜日を除いて夕食はすべて外食になりました。こんなことは、長期出張とか海外旅行を除けばサラリーマン時代にもなかったことです。それは、20年近く続いた集いのお別れの会とか、東京から2つのグループを12月と1月に迎える留予定ですが、その受け入れ準備の打ち合わせ、あるいはとある機関誌の集いなどがたまたま重なってしまったせいでした。

 20年ほど前の京阪神はトップが何かとつばぜり合いをしていました。そこで、スタッフがまず仲良くなり、調整力を発揮しようではないかということになり、京阪神3つの各ブロックから一業種一社を選び、スタッフが一堂に会する懇話会が編成されました。いまやその役目を終えたような状況となりましたから、このたび散会することになったものです。

 大垣時代に、環境活動で仲間になった4人が壬生寺を訪ねることになり、それを機会に午後の半日を共にしました。この仲間が関わっているダンボールコンポストを壬生寺が採用されたのです。折り良く妻が壬生狂言を見学し、狂言で使われてきた人形を見せて頂くことになっていました。だから、日程を調整して会したのです。もちろん夕食も共にしています。

 雲南旅行の反省会もありました。午後、京都府大で集い、研究成果に耳を傾けたり、今後の夢を語り合ったりしたのですが、その後は院生も交えた夕食会でした。そんなこんなで外食の機会が重なったのです。だから、大垣で覚えた寒い夜の楽しみの1つ、みそ煮込みうどんは次週に持ち越しです。大垣の仲間が土産の一つに加えてくれていたのです。

 他にも楽しい出会いや触れあいがありました。東京から2人の見学者を迎えています。今は大学教授をしている知人が、関西にスピーカーとして招かれたついでに立ち寄ってくれたのです。彼はとある研究期間で主任研究員を務めていましたが、その時にスピーカーとして招いてもらって以来つき合ってきました。もう1人は、商社に勤めている女性で、工業社会の行く末が見えてしまった人でした。アイトワで、絶版になった拙著も買い求めたいといって訪ねてくださったのです。ちょうど30年前のわが身を振り返りながら、助言のまねごともしました。

 畑では、アオジソの跡に水菜と壬生菜の苗を植え、キャベツとカキチシャの苗を義妹がくれましたから、トマトの跡と3カ所に分けて育てていたモロヘイヤの畝の1つに植えました。畝に仕立て直すのは私が担当し、苗は妻が植え付けました。モロヘイヤの残る2カ所も仕立て直し、1つには下仁田ネギの種を、もう1つには春菊の種を蒔きました。厳しい残暑に惑わされ、春菊やネギの種を蒔き忘れるところでした。朝夕の冷え込みが始まりましたから、芽が出そろった2度目の小松菜にトンネル栽培のビニールシートを被せました。蒔き直したホウレンソウも発芽しました。

 鉢植えの花の準備にも時間を割きました。自然生えしたサクラソウの苗を生かし、とりあえず長鉢を4つ用意しました。妻はビオラの鉢植えを幾つか作っていました。また、ダチュラは、鉢植えでは可愛そうだと分かり、鉢から地におろすことになりました。先に地植えした2株はとても元気ですし、共に黄色い花を咲かせる株でした。だから、白い花をつける株もおろしたわけです。冬には地上部が枯れてしまいますが、地下部が越冬して春に立派な芽を吹かせます。新たな色のネリネが咲き始めました。黄色系ですが、これまでの黄色とは異なります。週末にかけて、米軍への給油問題で騒いでいる政治家に対する嘆かわしさがピークに達しました。


初めて見た蔓性の野草です。妻が近隣の仲良し仲間と続けている朝の散歩の道中で見つました。種を取ろうと考えています。
鉢植えにしたサクラソウ。さらに幾鉢か用意するつもりです。苗はあちらこちらにある鉢植え植物の側で芽生えたモノを生かしました。
大垣の仲間と壬生狂言の楽屋を見学しました。この狂言で用いる人形を見学させてもらっただけでなく、何百年も前に彫られた面なども鑑賞できました。壬生狂言は、敗戦の年も警戒警報で中断しながら開いており、途絶える事なく700年の歴史を重ねています。
このダンボールコンポスト1つで3〜4人の家庭ゴミがきれいに分解されます。わが家にも2つ分けて頂きましたから、実験に入ります。庭のない人のベランダ栽培に有効と見ています。
京阪神の企業スタッフ会のお別れ会ではソプラノ歌手を招き、しばし耳を傾けました。会員の1人にみごとなテノールがいましたが、最後にサンタルチアなどを披露してもらいました。
 
抜き去った2畝分のモロヘイヤ。葉を妻と2人でちぎり取り、洗って湯がき、フリーザーバッグに小分けして詰め、冷凍します。これも冬越しの準備です。エンドウマメや山椒の実なども、太陽光発電のおかげで冷凍保存するようになっています。
新たに咲き始めたネリネです。夏には日陰になるところに植えていますが、これから始まる落葉の時期に葉を出し、日光をたっぷりと浴びて、また求婚を増やすことでしょう。