その野暮用

 

 

 美意識や価値観の異なる人が争うことになった事件に巻き込まれたのです。牛を見て、肉質や姿とか目方で評価する人もあれば、牛の命や気持ちに心を配る人もあるでしょう。異性を見る目も、その何れを重視するかによって大きく異なるはずです。私は後者を大事にしたい方ですが、これまでの日本は必ずしも後者を大切にしてきたとは思えないのです。そのような苦々しい事件に巻き込まれかけています。