当たり前
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シュタイナー教育をほどこす保育園と幼稚園を展開する学校法人の40周年記念式典に招かれました。その園が読み書きソロバンを施さない一面を見て不安を感じる父母が多かったようで、しんどい思いを重ねたことでしょうが、よくぞここまで信念を貫いたものだと私は感心しています。近年では日本でもシュタイナー教育が高く評価されるようになり、関係図書が本屋の書棚にたくさん並ぶようになりました。乾杯の音頭をとるに当たって、「私はいつしかエコロジストと呼ばれるようになりました。その目から見ますと、この園がやってきたことがやがて当たり前になる時代が近い」と発言し、役目を果たしました。
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