企業の社会的責任

 

 同志社大学の評価委員に、ad・commグループのアンドレアス社長も評価委員に加わりました。企業の社会的責任(CSR)にたいする取り組み方は2通りある。本物とインチキの2通りだとの喝破に賛同しました。もちろん私は、喝破に賛同したのであって、インチキの方を非難しているわけではありません。むしろ同情しています。

 収益を目的とする企業が標榜するCSRは販売促進策に走りがちです。世直しの手段として事業活動を位置づける企業は、事業をまっとうすること自体がCSRを果たすことになります。後者がいずれは時代を背負うことになるでしょう。前者はCSRを標榜しながら延命策を計り、それまでの間のつなぎ役を担い、いずれは消え去る運命にあるでしょう。それが時代の要請だと思います。だから同情しているわけです。

 そうした意見を述べ、あとでアンドレアス社長と握手をしています。

 このような意見も飛び出した発表会のあった教室@。その教室にいたるビジネススクールの入り口A。発表時間の持ち時間1分前を知らせたゴングB、このゴングの必要性を文部科学省に理解してもらうのに苦労を要したのではないでしょうか。修了書の授与C

 

教室@ ビジネススクールの入り口A
ゴングB 修了書の授与C