賑わい

 

 朝粥の準備が8時5分前に整いました@。その10分前に最初の来客の到着。その後2時間にわたって賑わいました。さまざまな分野のエキスパートですから、とても賑わいました。そのエキスパートぶりを私が紹介してゆくと、順番を待っていた人の中に「私にはナーンニモない。どうしよう」と叫ぶ女性がいました。その明るさがいつも場を明るくする人ですし、人の縁を造るたぐいまれなる名人です。この朝も天候と同じように明るくなりました。

 山菜などの佃煮の他に、友が持参してくれた小田原の蒲鉾、イカとサゴシ(若いサワラ?)の一夜干しなどが並びました。山椒の花の佃煮Aは、初めてという人にとりわけ喜んでもらえした。ウドも庭では2種類(Bの左)出ます。ヤブガラシの新芽(Bの右の上)は「ぬた」になり、ユスリハの葉は焼き物の下に敷きました。タラノメは、3日前から味噌に漬けました。

 デザートは羊羹でしたが、クロモジの木を1本C伐り取り、文字通りにクロモジとナイフを造りました。クロモジの木を初めて伐り取ったのですが、生木の皮が剥がれやすいことや、枝の中心に柔ら随が通っていることを知りました。そこで、こうしたデザインになったわけです。


 

朝粥の準備が整いました@ 山椒の花の佃煮A
ウドとヤブガラシの新芽B クロモジの木を1本C