まず、長年にわたって遠軽の豆を扱ってきた長谷川さんに遠軽駅@で迎えられ、その夫人の化粧品店に案内され、スケジュール調整をしました。
その夜は、山奥にあったマウレ山荘で泊まり、最初の温泉につかりました。夕食時に、長谷川さんのお嬢さんだけでなく、ナチュラルフードエディターの肩書きを持つやぎぬまさん、風土倶楽部の朝田社長、そして道内初の雑穀アドバイザー辻本さんが訪ねてくれました。なお、マウレはアイヌの言葉で、ハマナスを意味していました。
翌朝は公営の古い施設・セトセ温泉ホテルを訪ね、その一角で催されたイヴェントに参加しました。長谷川さんのお嬢さんが呼びかけて始まったイヴェントで、総勢50人ほどAが集いました。主たる参加者は、得手とする豆料理Bや農産物Cを持参し展示した人たちと、東京から駆けつけた豆や豆の栽培農家などに関心をもつ人たちでした。
前者は、年配の女性が主で、豆の栽培に関わる農家の夫人などでしたが、その多くは長谷川夫人が経営する化粧品店の顧客でもあったようです。後者は、若い男女が主で、有機栽培や健康食品に関心を持つ人も混じっていました。その他に、ジャガイモで餅を作った体験者D、役場の人たちをはじめ、テレビや雑誌の記者などで賑わいました。
この催しのあと、東京から駆けつけた人たちのためにバーベキューパーティが用意されていましたが、私たち2人はその温泉ホテル自慢の湯につかっただけでおいとましました。その地域の人たちは、温泉の湯を水道として活かしていました。
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