日々の生活の営みを4次元芸術にできたら、との夢を私は描いています。この点が『さ・らんネット』というNPO法人の機関紙で強調されました。『さ・らん』の「さ」は、嵯峨のさ、「らん」は嵐山のらんだそうです。
余談ですが、嵐山を含む嵯峨一帯にはさまざまな団体があります。それぞれが歴史と伝統を持った部分を代表し、健全に活動しているようです。問題は、時代が大きく変わろうとしている昨今、それぞれの歴史と伝統の活かし方を見直す必要性や、足並みの統一が必要ではないか、ということです。また、嵯峨の中での切磋琢磨だけでは済まず、京都の中でとか日本の中で、にとどまらず、世界の中に占める位置づけと、各自の役割を見直す必要がありそうに思われます。
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