兼務すれば1人で済む仕事を2つも3つにも分けて、先任者をつけている、と見ました。また、膨大な経費を投じながら、耐用年数の短い、メンテナンスに膨大な経費を要する建物@〜Bを作っていました。
会議がもたれた部屋も立派でしたし、作業のために移動した部屋Cも立派でした。民間企業なら、多くの場合は、めいめいがテーブルなど什器を移動させて1つの部屋で済ませるところでしょう。これらの部屋の使用効率はどうなっているのでしょうか。役所がこうした部屋を専用で設けておく時代ではなくなる、と思います。税収が半減したときのことを考えていない。
税収が半減する時代になっても、住民がむしろこれまで以上に充実した生活を送れるように手を打っておくことが役人の仕事だと思いますが、その反対をしているように見ました。このような新庁舎で働いていることが、職員は恥ずかしくならないのでしょうか。民間企業の社員なら、こうした建物で働くことに誇りを見出すことでしょう。なぜながそれは、いつ倒産するか知れないことを前提にしているからです。
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