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粉ザンショ作り 09/06/14

 このところ少しバテ気味です。理由は分かりません。思い当たることは、庭仕事の助っ人を得て自分のペースを忘れ、庭仕事や畑仕事に終日当たってしまったこと、ぐらいです。そのようなわけで、また火曜日は終日外出、水曜日は終日雨、出講がある金曜日も庭に出られない日でしたから、囲炉裏場には庭仕事で出た残骸を積み上げたまま週末を迎えました。

 この月曜日は、また助っ人を得ました。5月25日の月曜日に迎えた力持ちの社会人です。囲炉裏場にはそのときに出た庭仕事の残骸だけでなく、木曜日の草刈りで私も出ましたから、とても散らかった状態です。囲炉裏にも灰が溜まったままです。この灰は、今週は焚き火をしていませんから過去2週間分の焚き火で出た灰です。要は囲炉裏には灰がいっぱい溜まり、その周辺には過去3週間分の庭仕事で出た木の幹や枝葉などがいっぱい溜まっているわけです。

 今週は、まともに庭仕事に就けたのは助っ人を得た月曜日と木曜日だけです。月曜日は、助っ人には2つの庭仕事を頼み、私は畑仕事に携わりました。助っ人には、ともに思い出として残りやすい作業を頼みました。午前中は、前回切り取ってもらった杉の木(柑橘類を北風から守る)の跡に、ウコギの苗を植えてもらいました。4つの穴を掘り、腐葉土を入れて土と混ぜ、苗を植えつけ、水をやれば完了です。午後は、ガレージに木陰を作らせてきた杉の木の切り取りです。ジャスミンが茂り、杉は不要になったのです。私はこの間に、ツタンカーメンのエンドウマメの跡を耕して腐葉土を漉きこみ、畝に仕立てる作業と、スナップエンドウの支柱を解体しました。温室には畝に下ろされる日を待っている苗が順調に育っています。セロリ、オクラ、そしてハナオクラです。いずれもいつ畑の畝に下ろしても良い状態まで育っています。

 このほかに、もう一度ホウレンソウの種をまきたいし、ツルムラサキの種もまく時期に入っています。にもかかわらず、畝に仕立てるスペースが極端に減っており、困っています。それはケシに畑を占領されているためです。今年はケシの種採りを怠らず、育てる場所を決めてその種を蒔くなど、来年は計画的に育てようと思っています。今年も、畑の邪魔になる場所に出た分は抜き去ればよかったのですが、どのような花をつけるのかが分かりませんから、抜き去りにくかったわけです。現実に、2度目のトマトの畝に残した1本は、たった1本しか見当たらない白い花をつけるケシです。他の色めでたった1本しかないケシが多々あります。

 火曜日は琵琶湖に出かけました。80人ほど乗船できる「megumi」という遊覧船を18人で独占し、湖上から浮御堂、白髭神社、琵琶湖大橋、沖の白石(岩礁)などを眺めながら大津港と今津港の間を往復し、堅田の「かばた(川端)」と高島市の「のんきぃふぁーむ」などを見学したわけです。琵琶湖を縦断する舟遊びは初めてでしたから、湖上から見る浮御堂、湖面に建つ鳥居越しに見る白髭神社、下から見上げる琵琶湖大橋、そして間近に見る沖の白石などを存分に楽しみました。この船旅のリーダーは、琵琶湖の側で生れたとおっしゃる人で、父親から琵琶湖を庭の泉水と見立てなさいと教えられたそうです。その人柄に惹かれてきた私は、そうと知って納得です。

 水曜日の朝に、妻は小雨の中でズッキーニとインゲンマメを初収穫し、朝食の食材にしました。木曜日、私は薬草の収穫と草刈りに、妻は粉ザンショ作りに精を出しました。粉ザンショを作った部屋は翌朝も良い香りが漂っていました。金曜日は2つの学校での講義日ですが、同志社の方はゲストを招きました。そのあと学科長に誘われて夕食をご馳走になり、あっという間に時間が過ぎ、気がつくと1時過ぎになっていました。6人での談論風発でした。過日、コシアブラの苗木を手土産に初めて訪ねてくださったお客さんがありましたが、その苗木は根付きそうです。
 
初収穫したズッキーニとインゲンマメ、そして晩期のアスパラガス。今年こそ、ズッキーニの上手な収穫の仕方をマスターしたく思っています。巾30cmもある竹の皮は、庭で出た真竹の筍の皮です。

杉の切り取りに励む助っ人。切り取った幹や枝を囲炉裏場まで運んでもらいました。助っ人を見送った後で、私は周辺に生えているユスラウメ、サザンカ、樫などの木の剪定をしました。ウツギ(卯の花)は満開ですから剪定を控えました。

琵琶湖旅行では、「ゆりかご水田」とか「水すまし水田」とのニックネームが与えられた針江の「生き物を育てる水田・のんきぃふぁーむ」もおとずれました。そこで見た魚道です。

アメリカザイフリボクの実を小鳥に食べられてしまい、あまりにも収穫量が少なかったので、ジャムにしただけでなく、妻はかすまで活かしきりました。網にわずかに残っ分もヨーグルトを加えてこそぎ落とし、朝食の1品にしました。もう1週間早く取っておれば、この10倍は、小鳥に食べられなければこの20倍は、収穫できたことでしょう。

木に残っていた山椒の種が黒くなったのを確かめてから収穫し、妻は粉ザンショを作っていましたが、気の遠くなるような作業でした。私も3時間ほど手伝いました。

入浴剤の材料としてゲンノショウカとアップルミントを収穫しました。ヨモギとドクダミは収穫済みです。

草刈りに精を出しました。ポポーの周りの草刈りは2回目ですが、順調に育っていました。この調子なら、死ぬまでにポポーの実を収穫し、食べられそうです。