不思議な太陽の姿
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これが太陽の本当の姿ではないか、と思わせられた写真を見てからずいぶん時間が過ぎました。その写真は、日本でただ一軒京都に残る有名な「唐紙」屋で開かれた「雲」をテーマにした展示会場に飾られていました。 思えば、世界の多くの子どもは、太陽の姿を絵に描くときに、この写真の延長線上にあるような姿で表していたことに気づかされました。 その姿を、廃材を用いた手作りのピンホールカメラでとらえたのは岡部達平さんです。 岡部さんは、ピンホールカメラという意図的に操作しにくいカメラに収まった太陽に、いつも写ってもらえたことを感謝するようです。 私は、日々太陽に感謝して暮らしてきました。いずれ人類は、化石資源をエネルギーとして使ったことを反省せざるを得なくなると睨み、50年来、太陽の恵みの範囲内で幸せに生きる道をさぐってきたからです。 この2人は、この太陽の姿を多くの人に見ていただいたり、2人で太陽に感謝する気持ちを語り合ったりしたくなりました。 7月22日(水)に 久しぶりで皆既日食が生じますが、その日から8日間(28日火曜日は臨時開店いたします)にわたって、アイトワの2箇所で写真を展示することになりました。それは岡部達平さんのご希望の場所です。 この写真展の見学ご希望の方は、アイトワのカフェ (喫茶店カウンター)で見学の手引き書(展示会場の会場・順路図)を手に入れ、必ずその道順にしたがってご見学ください。 とり分けこの時期はスズメバチの気が立っていますし、アイトワにはウルシなどさまざまな草木も育てていますので、道順からそれないようにしてください。重要な分かれ道には「白い道しるべ」を立てています。 |