8つに仕分け
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仕分けが済んだ太い竹、細い竹、竹の枝葉、太い木、細い木、木の枝葉、掘り出した根、そして灰の8つです。 学生には達成感を得やすい作業・竹や木の切り取りや根の掘り起こしに専念してもらい、切り取った木や竹とか掘り出した根は大雑把に積み上げておいてもらいました。 後日、枝葉がついた太い竹は枝をはらって枝葉と竹に分け、それぞれ所定の場所を決めて積みました。細い竹は枝葉をつけたまま所定の場所に積みました。他方木は、太いのも細いのも枝葉をはらい、太い木と枝葉はそれぞれ所定の場所に分けて積み、細い木は燃料にするサイズに切り、いずれ束にします。そして、枝葉のくずは燃やして灰にしました。 こうして分類が済むと、後片付けは時間の問題だという気にさせます。もっと正確に言えば、それまでの「どこから手を着けようか」といった躊躇させられる心境から「早く片付けてしまいたい」とでもいった前向きな気分に変えてくれます。これは、独力で循環型の庭を維持管理する上で必要とされる立派なノウハウだと思います。 まだ半分残している木や竹を切り取る作業は学生のために残しておこう、と考えています。それは力仕事で、若者向きですから。他方、後片付けはそれほど力を要しませんが面倒な仕事で、老人向きでしょう。若者と老人がそれぞれ得手を発揮して手分けをすれば、達成感を倍化しあえるのではないでしょうか。 サラリーマンしながら週末を生かしてこの庭造りに手を着けた当時の、父と私の関係を思い出しました。私がツルハシなどを振り回して固い土を掘り返しておくと、私が留守になる5日半の間に、父は小さな鍬とイシミですっかり整地していたものです。 |
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太い竹 | 細い竹 |
竹の枝葉 | 太い木 |
細い木 | 木の枝葉 |
掘り出した根 | イシミ |