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2人の若者と2人の仲間 09/11/22
今週は2つの大きな仕事が出来ました。それは、2人の若者に助けられたおかげです。腐葉土小屋の改修とクルミの苗木を植える下ごしらえです。前者は加齢対策の1つですが、ほぼ完成しました。後者は食糧難時代を見越した対策で、植樹のための空地づくりです。
腐葉土小屋の改修は、仕切りを作って2部屋に分け、一年おきに使い分けて腐葉土の移動を不要にしたのです。これで腐葉土を移動させる半日仕事が不要になりました。とはいえ、この作業はコンクリートの壁の一部をぶち抜くことから始まり、2日がかりの大仕事でした。その仕事を、きゃしゃに見える若い女性が1人で成し遂げたのです。同志社大学で助手をしてもらった乙佳(いつか)さんです。ある事情で2晩泊ってもらえたので妻も大喜びでした。
もう1つの大仕事は、徳本さんという仏教大学の学生が助けてくれました。前回来てもらったときに、その半分を仲間と2人で切り拓き、残る半分をこのたび私と組んで片付けたわけです。徳本さんが竹や木を切り取り、その切り取った竹や木を私が主になってさばきました。来週にでも穴を掘り、苗木を植え込みます。その苗木は、かつて乙佳さんにもらったものです。
この2つの大仕事は、水曜日から金曜日に至る3日間で成し遂げましたが、その前と後の雨天をのぞく3日間は、私1人で庭仕事に励んでいます。まずスモモの剪定とエンドウの種まきです。前者を途中で切り上げ、日のある間にエンドウの種をポットにまきましたから、残りは次週以降にまわしました。広縁の上に張り出しているスモモの枝の剪定を残こしました。次週の金曜日に大きなイヴェントがありますから、これは1週先になるかもしれません。
スモモの剪定クズの後始末にも1日を割いています。なぜ燃料作りをそうも丁寧にするのか、と笑われそうですが、それが楽しかったからです。鉈とノコギリを用いて剪定クズを4つに仕分けたのです。そのうちの2つ、まっすぐに伸びた枝と、オブジェに生かす予定の曲がりくねった太い枝は残しており、これから始末なり加工なりします。畝作りにも相当の時間を割きました。ツルムラサキの跡など2つの畝を耕しました。2種のエンドウマメを植えつける畝ですが、次週にでも腐葉土を入れて仕立てます。もちろん落ち葉掃除にも相当の時間を割いています。17日の火曜日は雨になり、終日デスクワークでしたが、風呂焚きの時間に椅子の修繕をしています。
庭仕事やデスクワークのほかに、次週の大きなイヴェントのための最終打ち合わせに半日、4件の来客に延べ半日を割き、外出にも半日を割いています。外出は角倉了以関連の打ち合わせが主目的でしたが、その前に版画展坂口信郎さんの個展を訪れ、夕刻からある地方議員を励ます会に呼ばれ、初めて参加し、大勢の顔なじみと交歓しています。
心配な知らせもありました。都城の友だちが80歳になり、膝痛が出始めたとか。悲しい知らせもありました。大垣時代ににしんそばが食べたくて良く出かけた蕎麦屋の奥さんの訃報です。幾度か我が家を訪ねてもらったこともあります。いつもご夫婦ご一緒で、まさにおしどり夫婦と思っていたご夫婦だけに、1人残されたご主人も気の毒です。
色々なことがありましたが、なんといっても今週は乙佳さんの1週間でした。先週土曜日の講演(後の方)に来てもらっていますし、木曜日の夜にあったアイトワ塾にも参加してもらえました。2泊してもらったのは、ボージョレーヌーボーのおかげです。妻がご近所の方に「いただいたから」といって「もう1晩」と勧めたからです。それだけにとどまりません。乙佳さんの方が私より力持ちと思い知らされています。100kgもの荷を積んだ1輪車を操り、坂道を運び上げようとしたからです。私が代わって運びましたが、セメントの袋1つ下ろし、70kgにして運びました。
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第2回目のスモモの剪定。剪定クズを4つに仕分けて生かします。写真は束にする薪を除いた3種、左にオブジェ用、右にクズの薪、そして奥にまっすぐに伸びた枝が見えます。来年から剪定に要する時間を大幅に減らしたくて、このたびは3回に分けて剪定する羽目になりました。3回目は次週以降に実施します。 |
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腐葉土小屋の改修。乙佳さんはスカーフもかぶらず、マスクもかけず、コンクリートを切ったり割ったりしていました。夕食時に、目にコンクリートの破片を飛ばして真っ赤にしており、びっくりさせられました。 |
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自然生えの大根の収穫が始まりました。おでんがおいしい季節です。初収穫した紅芯大根、そして最後の万願寺トウガラシとツルムラサキを用いた朝食。最後のトマトを用いたカナッペ。カブラも添えたシイタケのソテー。アップルパイも楽しみました。妻の友だちが、お裾分けした紅玉リンゴで造りましたが、酸味が利いておりとりわけおいしかった。 |
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アイトワ塾に乙佳さんが参加した関係で、妻は柿の葉寿司とブタ汁を用意しました。 |
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クルミを植える場所づくり。穴を掘り、苗を植えつけるのは次週以降です。 |
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皇帝ダリヤが咲きました。霜に弱いと聴いており、植えつけるのが遅れた今年は見られないかも、と心配していたのですが、間に合いました。 |
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椅子の修繕。妻が嫁いできて間なしの36年前に2人で作った家具です。今は温室で用いていますが、腐った釘を打ち直し、塗装をしなおしました。真っ白に塗れば簡単なのに、下地が出るように3日にわけて仕上げました。 |
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