注連縄作りの日
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大勢の子どもにも参加してもらえ、楽しいひと時になりました。例年にかえて、私は見本1つ作っただけで、あとは注連縄を編むための「わらの整理」に専心し、時間を浮かせました。わが家にとって必要な注連縄は、仲間を送り出したあとで、そのわらを使って1人で編んだり仕上げたりすることにしたわけです 浮かせた時間のおかげで、例年より人数が増えた安倍川餅配りで冗談口をたたけました。わが家の庭に誕生記念樹がある子を記念樹の側に案内し、白のワビスケの花を見てもらうこともできました。それよりも何よりも、子どもの成長具合を見て楽しめました。 白のワビスケが記念樹の女の子は、3年続きの参加ですが、年毎に大きな変化を示してきました。この男の子は、私の願いを察したようで、わらの整理に専心し、助けてくれました。この基本の作業は、面倒くさくて単調です。 この少年の父親は、勉強をしないといってこの男の子を嘆きましたが、わたしは嘆く必要などまったくないと思いました。やがて時代は変わります。これまでは机にかじりつき、記憶力を発揮できる人が世の中を動かしてきましたが、これからは変わるはずです。みんなで台無しにしてきた地球を、やがては復元しなければならなくなるはずですから。 それは貧乏くじではないと思います。むしろ逆に、最も充実した人生、欲求不満から解放する実感を伴った人生を手に入れる人になるに違いない、と思います。 そんなことを考えているうちに、楽しい時間は終盤となり、記念写真を撮った後で、囲炉裏のある仕事場に移動して歌声に聴き入りました。昨年は骨折で参加できなかった深川和美さんの歌声です。このときは、子どもたちも一切はしゃがず、静かに聴き入っていました。 |
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大勢の子どもにも参加してもらえ、楽しいひと時になりました | |
安倍川餅配り | 一昨年の女の子 |
昨年 | 今年 |
男の子 | 記念写真 |
深川和美さんの歌声 | |