こまごまとした作業
 

 年末はいつも、囲炉裏があり緑の天蓋の下にある仕事場は散らかりほうだいになっています。そこで、掃除を兼ねた薪作りをし、その薪を乾かすために軒下へ運び、すでに乾いた薪を風呂の焚き口に運び込みます。こうした作業に一輪車を用いる場合は、帰路も空では済ませません。植木鉢の移動やゴミ出しなどに生かします

 このたびは、庭ではチューリップなどの球根の植え付け、囲炉裏の灰の袋詰め、ルコウソウなどの種とりなどに加え、コンクリートの型枠外し、踏み石の補修、野小屋の片付け、切り株の切り直し、金太の踏み石の補修などに当たり、工作室では風呂焚きのほかに、押し切りの収納、タカノツメの整理などをしました。そして屋内では、ユズ粉つくり、第2陣の年賀状したため、そしてお鏡餅の飾りつけなどに当たっています。

 野小屋の片付は、ここでいつでも「すき焼き」ができるようにしたわけです。乾かしていた木や竹のクズは、風除室に移動させました。手前から2つ目の篭にある太い竹の切れ端は、舞鶴さんが切り取った竹の一部です。これらは乾いた順から私が風呂焚きに用います。

 小椅子の補修は、手をつけてから塗装までに3週間もかかりましたが、それは手空きの時間を生かしたせいです。この小椅子は、新婚最初の週末に、半端な板を生かして作った品の1つです。新婚旅行に行くお金がなかたものですから、もっと思い出になるコトを、と考えた時間つぶしでした。この小椅子を含めて4つの椅子と1つの組み立て式テーブルを作りました。
 
緑の天蓋の下にある仕事場は散らかりほうだい 掃除を兼ねた薪作り
薪を風呂の焚き口に運び込みます コンクリートの型枠外し
踏み石の補修 野小屋の片付け前
野小屋の片付け後 金太の踏み石の補修
押し切りの収納 タカノツメの整理
木や竹のクズは、風除室に移動 小椅子の補修