木積り
 

   このような言葉があった事を知って感動しました。手短にいえば、食べ物が地産地消であった頃に、建物を創るうえでの心得として用いられていた言葉でしょう。

 大工は山に入り、山の木々を見て回り、創ろうとする建造物に要するであろう樹種ごとの木々の量を見定め、切り出すべき木の目星をつける作業を意味していたのではないでしょうか。私は、こうした意味だと思って感動しました。これは、大工にとって、とても大切な仕事の1つであったのではないでしょうか。