4日続けて飽食に走りかねない食事
 


 それは芋煮会から始まりました。芋煮もカレーうどんも絶品で、「もう1っパイ」と言いたかったのですが、こらえました。

 2日続きの披露宴でも、それぞれ魅力的な料理が続きました。しかし、まず量を、とりわけ肉類を控えるなど、工夫しました。最大の関門は橋本宙八一家を迎えた時の、つまり4日目の妻の創作料理でした。

 妻はアイトワの流儀に従って、庭で収穫できた野菜や落ち葉などを生かし、張り切って即興の創作料理を作り、ふるまったわけです。その締めくくりは、半断食以降では最初の白米を用いた今年最初の柿の葉寿司でした。1人2つか3つ分用意されていましたが、私は1つで済ませました。それ以降も玄米食で通しています。

 最後のヘチマを用いた料理は、しだれ桜の木のテッペンに登った蔓についていたものでしたが、卓道君に採ってもらいました。ヒラタケは、ホタキに水をかけ、レースカーテンで被せてイノシシから守って育てたもので、卓道君と採りました。

 インゲンマメとヒラタケのソテーに始まり、最後のオクラと飛竜頭と炊合せなどと続きました。2度目のアケビ料理は食材を変えていましたし、形も整えていました。食材はレンコン、シイタケ、サツマイモの葉柄、そして玄米ご飯。サラダは、ゴーヤ、最後の青トマト、オクラ、初収穫のセロリが、ワカメとともに生かされていました。デザートは初収穫の柿が、杏仁豆腐とナシにそえられ、ブルーベリージャムがのっていました。

 半断食セミナーで、食の改善が、病気をしない第一条件だと改めて認識しました。かねてから、食品添加物が入った食べ物や、農薬や化学肥料などを生かした農作物、つまり工業製品化した農作物を極力避けてきたわが家ですので、その上に何が出来るのか、問いかけたい気分でした。そのなすべきことに気付かされたわけです。

 これまでと何を変えたかというと、先ずコメを、白米に変えて玄米にしたことです。これはかねてからの妻の願いでした。次に、よくかんで食べることにした。さらに、食べる量を減らした。いわゆる腹八分目です。この3点です。この3点を守ることは、きっと食品添加物が入った食べ物や、農薬や化学肥料などを生かした農作物などを避けるよりも大切な要件ではないか、と考えさせられたわけです。

 もちろん、美しい空気ときれいな水の摂取も大切な要件ですが、呼吸法や、水分のとり方に配慮する必要性に気付かされました。
 

柿の葉寿司

ヘチマを用いた料理

インゲンマメとヒラタケのソテー

2度目のアケビ料理

サラダ