補充の実験
 


 今週最初の畑仕事は補充実験でした。第2次のキュウリの跡を仕立て直して5mほどの畝を用意して4分割し、4種の異なる仕立て方をして、新たな実験にとりかかりました。

 畝の半分には大量の生の馬糞だけを鋤き込みました。残る半分はアイトワ流の仕立て方です。つまり、自家製の大量の腐葉土に加えて、自家製の木灰、購入した発酵鶏糞、そして油粕を適度に混ぜあわせた肥料を鋤き込む方式です。

 次いで、この5mほどの畝の中ほど2.5mには、先の実験に用いた「粉」を溶かし込んだ水をタップリとまきました。残る畝の両端部にはただの水だけをタップリとまきました。かくのごとく、各1m強の異なる仕立て方をした計5mほどの畝を用意し、そこに2条の溝を切り、それぞれの溝にホウレンソウとコマツナの種をまいたわけです。

 つまり、ほんの微量の粉を溶かし込んだ水の効能の程を知るための補充実験です。本当に「粉」に効能があるのか、大量の水をまくところが「ミソ」ではないか、のいずれかを確かめたくなったのです。その後、予期せぬ大量の雨が降りましたから、その影響のほどが心配ですが、何らかの参考になる結果が出るに違いない、と観ています。

 この畝の両端には、妻の願いを入れて、第2次のナスビと、第3次のインゲン豆を残しました。インゲンマメは、橋本宙八一家のために用いたいと言いまいたし、ナスビはまだ収穫が始まっていないからです。

 約5mの実験畝の両端にまいた水には「粉」が入っていません。それは、今のところ、きっと「粉」には効能があるはず、と睨んでいるからです。早晩、両端のインゲンマメとナスビの部分も仕立て直すことになりますが、ただの水をまいただけの部分の成績が悪ければ、一緒に仕立て直そうと思っているわけです。
 

5mほどの畝

第3次のインゲン豆を残しました