いろいろなこと
 


 まず地震。2月のNZ旅行から帰った翌々日にクライストチャーチで、10月のトルコ旅行から帰って間なしにワンで、大地震がありました。その間の3・11は、八重洲口で体験しています。

 さまざまな大学、大学生、あるいは院生との縁が深まった1年でもありました。そのおかげで、多くの青年が、時代の流れに潮目の変化を感知し始めていることを知りました。

 沖永良部が、日本の縮図だと見て取った1年でもありました。それは鹿児島大学で非常勤講師をさせてもらったおかげです。沖永良部を身近に感じるようになり、2度も出かけています。

 「正食」への目覚めも大きかった。半断食のことです。橋本宙八さんの半断食方式(?)は、柳沢如一の思想をルーツ(?)にしています。この正月に、柳沢如一は「ノーベル賞をもらったシュバイツアー(をアフリカで支援する活動をしています)が、アフリカの聖者ではなくアフリカの悪魔であったことを突き止めた人」であったことを確認できたことも大きかった。

 他にもいろいろなことがありました。最近の残念なことは、オリンパス事件や従軍慰安婦問題です。前者ではすでに「案の定」と思わせられました。もちろん好き嫌いで言えば、私はウッドフォード元社長は大嫌いです。だからといって是々非々の問題にまで好き嫌いを持ち込むと自滅ではないでしょうか。

 後者では、従軍慰安婦を全面的に支持、と言わざるをえないのが残念だし、いずれ「案の定」と言わなければならなくなるのがもっと辛い。これは関係6ケ国とは何の関わりもありません。あえていえば、日本人が逆の立場に追い込まれるのが許せないのです。