苦労談
 

 ハーフの子として、居心地の悪さを感じさせたようだ、と語りかけていました。個性的な発言に対して「ハーフはそのように考えるのか」と教師が発言したり、あげくのはては「ここは日本ですよ」と注意を喚起したりしたことがあったようです。

 かつての当周期で、NZの友だちの娘、海詩の発想に触れたことがあります。ホームドクターと出会った海詩は、ホームドクターの質問に対して、私たち夫婦が今夕の「夕焼けを見ずに(日本に)帰ってしまう」と発言したことがあります。それを聴いたホームドクターは母親の側にやってきて、「海詩はカラダだけでなくココロも健康」だからご安心を、と報告に来た一見です。

 そのおりに、日本での一例、「水が溶けたな何になりますか」との教師の質問に、「春になります」と応えた子がいたが、「違うでしょう。水です」と直した話も引いたように思います。