シャクシカ
 

 ユダヤ人の家庭では、下宿をする子弟には、まず母親がこの料理の仕方を教えてきたとか。フライパン1つで調理ができて、食器がなくても済ませられますし、栄養分にとんだ完全食を、ありあわせの食材を生かし切るようにして簡単に調理できそうに思われますから、素晴らしい伝統だと思いました。

 レストランでも、フライパンのような鉄鍋のままで出てきましたが、流浪の身となった民の知恵であろうと感心しながら、パンをかじりながら賞味しました。写真はレストランでとったもので、58シェケル(1Shekel=27.3円)約1600円。