体験学習の必要性
|
メダカぐらいは自分たちの手で増やしたく思っています。それは、庭に沢山設置している水槽や水鉢などをボウフラの生育場所にさせないためで、蚊が産みつけた卵をメダカやキンギョにたべさせてきました。 これまでは屋内でメダカを増やしてきましたが、このたび陽たりが良いところのほうが増やしやすいと知り、増殖場を温室にかえました。 これは大成功で、第1陣のメダカの子をたくさん誕生させられたのですが、なんとそれ以上のボウフラがわいていたことに気付かされたのです。そのままキンギョがいる水槽に注ぎ込めば、メダカの赤ちゃんまで食べられてしまいます。メダカを育てたくてそのままにしておくと次々と蚊を増やしてしまいます。「さあどうするか」 要は、頭ではわかっていながら、体験や経験がないと、このような馬鹿なことをしかねないのです。これに少し似た有名な話は、ハブ退治のためにマングースを放した事例です。東大の高名な生物学者がおかした失敗です。 自然破壊や環境破壊の多くは、わかったつもりにする机上の学問が多く関わっている孤男でしょう。いずれにせよ、私の目には、教育制度が行き届いた国や地域ほど、あるいは科学者が多い国や地域ほど自然破壊や環境破壊を進めているように見えます。反省です。 |