大掛かりな焚き火
 

 先週、アイトワの生活ぶりなどを説明するために最寄りの消防署を訪れており、良いことができたと思っています。消防関係者の誠実な勤務意欲や姿勢はもとより、その責任感の強さには心を打たれました。

 もちろん、担当分署も訪れ、複数の署員にも訪ねてもらい、焚き火場だけでなく薪風呂や薪ストーブの現場も確認してもらい、アイトワにおける焚き火の意義を認識してもらいました。そのうえで、その時に溜まっていた剪定くずを、後日一気に燃やす大掛かりな焚き火を実施しています。

 それだけでなく、焚き火に関する近年の条例など(焚き火を規制する法的根拠)も学んでおり、そこに欠陥を見出しています。もしそこに悪意が働いていたとすれば、とても巧妙な仕組みになっている、と断言できます。

 悪意とは、たとえば善良な市民が無許可で煙を上げる行為を規制し、つまり基本的人権(歴史的に人類が用いてきた炊飯、暖房、あるいは安全などのエネルギー問題)を規制し、現在では主要エネルギーになっている電力を、限られた私企業に独占させ、それに与しよくする巧妙な仕組み、と勘ぐることができます。それは同時に、この規制を強化すれば、危険極まりない原発依存を国民に容認せざるをえない立場に誘導しやすくするでしょう。

 問題は、消防関係者もその規制に振り回されかねない立場にあることに気づかされましたが、発言を控えました。