ハガキに接して
 

 過日、2度ばかり触れた友人の夫人からの、とてもココロに響く案内でした。こうした伴侶に恵まれた友人の冥福を改めて祈っているあいだに、いつしかわが身を振り返っていました。2度あることは3度ある、とのことわざを思い出したのです。

 妻は、母の看病に随分時間をとられました。最後の半年はほぼ寝たきりでしたし、とりわけ3ヶ月は、妻の手がなければ水も飲めませんでした。いまやケンは、ほぼその状態に陥ってしまったわけです。

 母は病魔であり、不本意であったはずですが、ケンはズボラな質が原因です。その如何をとわず、妻は生きていてくれるだけでありがたく思っているようです。いずれにせよ、ヒト様の手を煩わせずに済ませました。それだけに3度目の正直はあってはならない、と思っていますが、どうなることやら。