6次元×4次元の生活
 

 1次時産業+2次時産業+3次時産業=6次産業、との考え方があります。わが家はそれを4次元的に実施するようにしています。

 書生には、薪づくりや薪風呂焚きをしたうえで風呂に入るなど、6次産業的生活を4次元的に体験してもらっています。どのような熾をつくっておけば、刻々と変わる湯のもちろん、1番ブロと、2番目に入る風呂、あるいは2度焚きした湯などの違いも楽しめるようになり、風呂に関わる水や燃料を始め、焚き方や焚く人の心境にまで興味の時空を広げはじめるかもしれません。

 そしてそのうちに、落ち葉の絨毯を踏みしめながら、その落ち葉の主を連想できるようになるでしょう。そして、風が吹くたびごとになど、刻々と変わる絨毯の様子を想像し、そこを踏みしめている音を連想できるようになることでしょう。