窯の改良
 

 深々と冷え込みがぶり返した夕刻でしたが、試し使いは賑わいました。妻と彬さんが生地づくりなどに当たっている間に、私は火入れを済ませ、窯を温めました。

 初めて焼いた1枚は、「あと30秒ほど」待てばもっと、と思いましたが、感激の味がしました。ピザは2種、3枚焼き、その半分を彬さんが片づけました。ソーセージ、豚の厚切り、そしてジャガイモを別途焼きましたが、この窯ではとりわけジャガイモをおいしく焼きます。

 途中で幾度も、窯の土壁塗りなどに貢献した伸幸さんが一緒でないことを妻と嘆きました。

 もちろん私たちはこの、この窯の改良点に気づかされ、失敗もし、その場から水島さんに電話を入れています。翌日、来てもらえることになっていましたから、改良に手を付けてもらうことにしたのですが、現場で水島さんはすばらしいアイデアを思い付きました。さらに、お茶を飲みながら、さらなる改良点を思い付いており、私が模型を作り、水島さんに現物を作って設置してもらうことにしました。

 


初めて焼いた1枚

窯を温めました

ピザは2種、3枚焼いた

窯の改良点に気づかされ

窯の改良点に気づかされ

窯の改良点に気づかされ

水島さんはすばらしいアイデアを思い付きました