セシウム濃度異常上昇の記事
 

 セシウム濃度異常上昇の記事も怖い話ですが、ルポライターの鎌田慧さんが『本』(講談社の読書人の雑誌201307)に寄せた東電のセシウムに関するくだりはもっと怖い。これが真実なら、どうして広く報道されないのか。吉田元所長がいなかったら、東京はもとより、日本中が避難地域になっていたとか、当時の政府はロシアや中国に膨大の人数の日難民受け入れ要請を打診したと巷で語られたりしているのも本当の話であったのかもしれません。

 ちなみに、かつてビル・トッテンさんは、毎年何十兆円という赤字国債をだしているのだから、5兆円を積み増し、日本のすべての原発を一気に処分すればよい、との意見を述べておられた。

 その後、現実に5兆円で済むことを新聞(20130602朝日)で知り、しかも政府は小出しにすることまで検討していたことを知り、とても悔しい思いをしています。なぜなら、これこそ。日本再生(建国)のための国債として国民の信を問えばよいことであり、必ずや国民の過半が賛同し、世界は唯一の原爆被災国日本を見直していたことでしょう。
 

 

東電のセシウムに関するくだり
 

5兆円で済むことを新聞(20130602朝日)で知り