8時間以上も眠れた
 

 まともに横になって4晩も続けて眠れなかったのですが、これが応えたのか、常は5時間の睡眠で十分だった私ですが(これが、この10数年来のペースですが)、8時間以上も眠れたのです。しかも、起き掛けに夢も見ておらず、というか、起きがけに見た夢を記憶しておらず、爽快な目覚めでした。

 それまではソファーに特大のクッションをかまし、足元に椅子を置き、鎮痛剤を飲んで、上体を斜めに立てて眠る方式を採用していました。それは、心臓病で入院した折に、病院で気づかされた眠り方です。3晩目の朝まで、この眠りについた姿のままで目覚めています。しかも、合宿の3晩目は、3時間たらずの仮眠でした。ところが、4番目の朝に目覚めてみると、体をずらし、ほぼ水平状態になっていたのです。

 そこで、翌夜は布団で眠ることにしました。何とか横になれましたし、(鎮痛剤を服用したとはいえ)息ができました。そして翌朝、目覚めてみて8時間以上も眠ったことを知ったのです。夢を見た記憶もありません。感激でした。

 翌月曜日に、もう1つの大事な約束(ある大学の教員が講座に組み込んだ学外講義で学生を引率される約束)を随分前から交わしていただけに、ひときわでした。