うそぶきたくなる
 

 

 キンギョにココロがあるのか。まだ信じたくはありません。そう思うことで、新たな挑戦が始まったような心境です。今年はすでに肌寒くなりましたから、次年度の課題にしますが、来春が待ち遠しいかぎりです。

 私は、金魚といえども知能や性格にものすごく個体差があることを認めています。このたび生じた現象は、その一面が顕著に表れただけ、と片づけたく思っています。さもなければ、気持ちが悪いことこのうえありません。あんなに落ち込んでいた(ように見えた)3匹が、見違えるように元気ははつらつになったのですから。

 たぶんそれは、外した1匹の性格の問題であった、のだろうと思いたい。元気でやんちゃな1匹であったのだろう。と思うことにしています。やんちゃな1匹につられて、他の3匹が振る舞っているに違いない、と考えているわけです。他の3匹はやんちゃな1匹を見失い、用心深くなっていただけでしょう、と思いたく私はなっています。