友だちと自然の恵みはありがたい
 

 

 妻が庭で拾った2回目のシバグリです。鬼皮をむいたアマカワ(妻はシブカワと呼びます)だけの2つの栗は栽培種です。シバグリはとりわけ栗ご飯などにするととても甘い。タケノコは妻が庭で収穫したシホウチクで、とても味わい深い。いずれも秋の味覚です。

 その上に、大阪の友から大きな鯛が届いたのです。初日の刺身と塩焼きだけでなく、妻は翌日分のコブ締めと3日目用の粗煮も準備し、タイづくしの3日間にしました。そのようなわけで、とても珍しいことに、刺身と2日目のコブ締めの夜は、清酒の晩酌から始めています。

 大きな鯛がとどいた翌日に、さいたまの友が「豊作だった」といって新米を、その次の日には北海道の友から、立派な子持ちのシャケが、さらに都城の友から野菜などが届きました。

 いずれもそのキッカケは異なりますが、長い付き合いの友だちですが、一番の高齢者は都城の友です。そこで、電話で「野菜などもいいけど、本人が早くわが家に届かないと」と注文を付けています。この人を、この春に訪ねた時は、午後3時ごろまで働くと「しんどくなります。歳ですね」と聞いていましたが、今では「5時まで働いてもビクともしません」に変わっています。若き後進への技術の伝授に集中しているおかげ、とか。

 鯛を3日がかりの「ゴチソウサマ」に調理した2日後に、妻はシャケに挑戦です。即刻、冷凍して残す分、おすそ分けする分、イクラの醤油漬け、焼いてほぐし身にする分などの他に、犬の取り分と肥料にする分とに分けています。

 これまでは、犬の取り分はすべて煮て与えて来たようですが、私は生で与えることを提案しました。結果、面白いことになりました。ハッピーは美味しそうに食べて、妻を驚かせました。ところが金太は、ついに食べなかったのです。この差異はどこから来るのか興味津々です。

 

シホウチク

とても味わい深い秋の味覚

大阪の友から大きな鯛

北海道の友から、立派な子持ちのシャケ

都城の友から野菜