悲惨な火災
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10人もの「身動きが不住なお年寄り」が焼死しました。この裏には、とても巧妙かつ壮大な陰謀が隠されているように思います。 火災は起きがちです。防火シャッターは、閉め忘れや、閉まりにくい状態にしがちです。いつ生じるかがわかれば、防火シャッターは閉められます。いつ生じるかわからない所に問題があるのが人情です。ヒューマンエラーは人情です。 大切なことは、前もってこうした悲惨な事故が生じないようにしておくことです。そのために規制を設けるべきです。逆に、こうした悲惨な事故が生じることが、「風吹いて桶屋が儲かる」ではありませんが、不要にもできる代物にビジネスチャンスを与えるような規制は不健全です。陰謀か人災だ、と叫びたくなります。 火災はいつ生じるかわからないのに、類焼や天災などもあるのに、火災が生じたら必ず毒ガスを発生させる建材などを規制していないことこそが問題ではないでしょうか。煙を感知したら自動的に閉まる防火シャッターが強調されていましたが、停電はあり得ないのでしょうか。 問題の本質は、吸ってはいけない毒ガスを吸ったことです。 にもかかわらず、「毒ガスを吸った」ではなく「煙を吸った」に言いかえる。こうなれば、あきらかに陰謀か人災と言わざるを得ません。もし煙が原因なら、人類は生存していないはずです。火を使い、調理をし、野獣から身を守り、人類は煙にむせながら人類になったのです。 規制すべきものの規制せずに、規制すべきものを野放しにすることは陰謀と疑うべきではないでしょうか。その陰謀の放置が原因である事件は人災といっていいのではないでしょうか。 燃えただけで毒ガスを発生する建材や接着剤の規制こそが求められているはずです。 炭酸ガスを出さないクリーンなエネルギー・原発、とのキャッチフレーズも陰謀といえます。オール電化の推進にも「?」を着けなければいけない。問題は、このいずれもが「日本中から、煙を失くす規制」が出来たら有利になります。 |