胸をなでおろしています

 

 良く晴れた月曜日に、借景で観る嵐山の白い花を訪ねた観光客がいらっしゃった。純白と樹形で[タムシバ]です、と応えました。ここ20年ほど前から(わが家のハクモクレンの種を40年ほど前からカラスがつばみ始め、その20年後から)現れるようになった木々ですから、ハクモクレンかも(?)と勝手な思いがしないでもありませんでしたがが、大同小異です。

 花見の朝食時にあわてました。嵐山の山肌に見えたのはサクラばかりであったからです。それはお色と樹形で分かります。[タムシバ]でも、「ハクモクレン」でもなかったんだ、と慌てました。この心境を妻に告げますと、「借景で見えるのは、山頂のタムシバ」との回答でした。
 


山頂のタムシバ