願うところ
 

 

 妻は、未花ちゃんの夫・哲範さんに夕食を作ってもらい、求評に応えていました。これから哲範さんの試練が始まります。これまでの得手であったイタリヤ料理や中華料理ではなくオリジナル料理が求められるからです。そのオリジナルは、次代の要請に応える食べ物でなければアイトワで苦労する意味がありません。それは何か。

 この夜の食事は、哲範さんのアイデアに従ったドンブリでした。たまたま当日が、山菜・コゴミを最後に収穫できる日でしたから(ドンブリには合いませんが)テンプラにして添えてもらいました。

 私は、早ければ5年後に、食糧パニックが世界を襲いかねない、と40年前から見ており「次の生き方」を追求してきました。その時に、ココロも豊かにする食が求められています。哲範さんにはそれに挑戦してもらいたい。3年ぐらいは気長に待つつもりです。